娘の卵の消化管アレルギーについて②【経過とアレルギー解除まで】

育児日記

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娘のアレルギーは、卵アレルギーの中でも少し特殊な「消化管アレルギー」でした

0歳8ヶ月で発覚した卵アレルギーですが、2歳3ヶ月で克服できました!

↓消化管アレルギーが発覚するまでの経緯はこちら

消化管アレルギーは、原因となる食物を摂取してから、しばらくして(短くて1-2時間後、長いと数日後)嘔吐や血便、ひどい下痢などが起こるアレルギーです

娘の場合の消化管アレルギーの症状は、卵黄1/2を食べて約2時間後に吐いてしまうというものでした

しかも嘔吐は1回ではなく2〜3回吐いてしまっていました

今では問題なく食べられるようになった、娘の卵アレルギーについて記載していきます

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まずは卵黄の経口負荷試験、グラム単位で増量

前述のアレルギーの記事にも記載しましたが、大きな病院へ紹介され受診

まずは卵黄を日帰り入院で経口負荷試験を実施することになりました

朝イチで4人部屋に入院して、負荷試験が開始されます

初回は4.0gの固茹で卵黄(だいたい小さじ1)を食べて、様子を見ます

その間医師が観察してくれたり、看護師が血圧等を測ってくれます

それで問題なければ、お昼ご飯を食べて夕方帰宅

そして、家で週2〜3回、卵黄2→3→4gと様子を見ながら食べさせます

栄養士さんによると、病院で問題なかった量までは、家でも出来るだけ食べさせて、定期的に暴露させた方がアレルギーの治療には良いとのことでした

家で問題なければ、次回の日帰り入院で6.0g…(gは主治医の指示)と、これを繰り返して増量していきます

2歳になり、経口負荷試験再開!

主治医には、2歳時に半数は消化管アレルギーを克服できると言われました

逆に言うと、あとの半数は持ち越すとのことでした

病院が提示してくれたガイドラインでは、2歳に卵黄6gを負荷し、問題なければ2歳半で卵黄1個(約20g)を負荷

そこで問題がなければ、アレルギー解除ということでした

(娘が1歳半の時に病院のガイドラインができたため、少し負荷する量が前後しています)

そのガイドラインに添って、2歳半(第2子妊娠中だったため、都合により少し前倒ししてもらい、正確には2歳3ヶ月)に卵黄1個分の負荷試験を行い、無事卵黄のアレルギー解除となりました

ちなみに、アレルギー解除は卵1個分食べられたらOKとのことなので、それ以上の量は家庭で様子見ながらということでした

卵白の経口負荷試験

消化管のアレルギーでは、原因は卵黄であり、卵白は問題なく食べられることが多いことがわかっているそうです

しかし、卵白を全く食べないことで、新規の卵白アレルギーを発症するリスクがあることも報告されているとのこと

食事の幅も広がるため、卵白を一定量摂取しておくことのメリットもあるようです

娘の場合、卵黄の段階でアレルギーが発覚したので、卵白は食べたことがありませんでした

また、血液検査でもIgEがクラス2出ていたので、念のため卵白も病院での経口負荷試験をすることになりました

卵黄同様に、日帰り入院で少量から卵白を食べさせ、家でも定期的に食べて、徐々に増量していきます

固茹で卵1個分の卵白が約40gで、そこまで徐々に増やしていきます

ただ、娘の場合、10gまで食べられた頃に、2人目の妊娠が発覚し、主治医に相談して自宅で徐々に増量していくことになりました

毎週5gずつ増量させながら、週に2〜3回食べさせました

卵白でアレルギー症状が出ることなく、今では全卵食べることができています

つなぎで使われている卵はどう進めて行くの!?

ハンバーグやパンなど、卵料理でなくても卵が入っている食品はたくさんあります

ハムや練りもの等、一見入って無さそうな食品でも卵の成分が入っています

こういった食品に対しても、今までアレルギー対応のものを選んで食べさせていたので非常に大変でした

マヨネーズは卵不使用のものを使用していました

これがすごくて、普通のマヨネーズと味の違いがわからないくらい、マヨネーズなんです!

なので、ポテトサラダなどはこのマヨネーズで作って、大人も同じものを食べていました

でも卵が使われているものって、ハンバーグや揚げ物、パンなど子どもの好きなものも多いんですよね

うちの娘の場合は、発症時数回の嘔吐があり、アナフィラキシーが疑われる症状でした

そのため、特に慎重になり、病院で負荷をした量のみの摂取で、外食などでは卵は完全除去しておりました

しかし、卵黄・卵白ともに少しずつ量も食べられるようになってきた頃、外食でも少しずつハンバーグや卵の入っているパンも食べさせるようになりました

これは主治医に確認したわけではなく、こちらの判断で行ったものです

もちろん頓用で出されたアレルギーの薬は財布に入れて持ち歩いていましたが…

本来消化管アレルギーでない、普通の卵アレルギーの人は、卵黄1個OK→炒り卵1個OK→つなぎという風に進めていくようです

ある程度負荷量が進んだ頃、主治医に確認すると、様子を見ながらつなぎも食べさせてOKとの許可をいただきました

ただし、マヨネーズは生卵の成分なので慎重に、とのこと

半熟卵なども慎重に様子を見ながらあげました

そんな感じでつなぎは進めていくことになりました

おわりに

こんな感じで消化管アレルギーの経口負荷試験が終了し、アレルギー解除となりました

かきたまスープやオムライスも食べられるようになり、食事の幅が広がり、ありがたいです

アレルギーは個人差が大きいかと思いますが、一例として参考になれば嬉しいです^ ^

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