当記事ではアフィリエイト広告を利用しています
2022年3月20日、第55回手話技能検定5級をオンラインで受験し、合格しました!
手話技能検定は手話の読み取りのみの試験です
そして手話技能検定5級は、初心者にとっては受けやすい級だと思います
そんな手話技能検定5級の勉強方法や、オンラインで受けた検定の実際について記載していきます
初めての手話技能検定で5級から受けた理由
手話技能検定には1〜7級の段階があります
レベル | 必要単語・例文数 | 勉強時間 |
5級 | 単語数:200程度 基本例文数:30程度 | 6ヶ月(40時間)程度 |
6級 | 単語数:100程度 動きのある指文字(濁音・半濁音など) | 3ヶ月(24時間)程度 |
7級 | 基本指文字50音 | 1ヶ月(8時間)程度 |
6.7級は指文字のみ、5級からは指文字に加えて簡単な単語も含まれてきます
指文字は、自分で表現するのと、他者が表現しているものを読み取るのとでは、違う難しさがあり、初めは大変でした
私は日常会話に必要な単語を勉強したかったので、指文字+簡単なあいさつなどの表現が含まれる、5級からの受験を選びました
まずは指文字をゆっくり覚えたいという方は6.7級からでもいいと思います
指文字以外の手話表現も覚えたいという方であれば、5級からの受験でも勉強としては全然可能です
勉強時間と勉強方法について
勉強時間について
検定の約4ヶ月前から勉強を開始しました
毎日は勉強しておらず、隙間時間に10〜30分ほど動画を見ていました
テキストは2〜3日に1度、1時間程度読んでいました
テキストを3周した辺りで、全体の手話がしっかりと頭に入った感じがありました
テキスト
テキストはこちら
手話技能検定では、各級ごとに出題される単語が試験範囲として公開されています
その試験範囲の単語全てが載っているのがこの本です
そのため、この本を購入して勉強することが、1番の近道だと思います
テキストとしても、図解がわかりやすく、使いやすかったです
YouTube
YouTubeやInstagramなどの映像で手話を見ることは、覚える上でとても大切なことでした
特に見ていたおすすめのYouTubeチャンネルはこちら
指文字は初めてだったのですが、あ行か行などの行ごとに、指文字を丁寧に解説してくださっているので、とても覚えやすかったです
指文字は自分で表現できても、読み取りとなると難しかったりするので、読み取り練習を載せてくれているのもとても助かりました
また、指文字以外の手話も、ジャンルごとにわかりやすく、例題を交えて伝えてくださっています
5級レベルの手話がたくさん出てくるので、実践をイメージしながら練習することができます
Instagramでは、上記で紹介したYouTubeチャンネルのこださんが発信している、#こだちゃん手話部や、#手話練習中 というハッシュタグをフォローして、手話をあげている方の動画を見ていました
毎日更新されている方もいるので、それを見ながら日々少しずつ勉強していきました
これらを見ることで、よく使われる手話がわかるようになりました
また、テキストで勉強した手話が実際に使われているところを見ると、頭に入ってきやすかったです
子育てしながらの隙間時間でしたが、日々動画を見て、たまにわからないことを調べるだけでも十分勉強になりました
オンラインで手話技能検定を受けてみての実際や感想
オンライン受験する媒体は?
今回私はPCでのオンライン受験をしました
スマートフォンでの受験と迷いましたが、着信などで画面が閉じられても、動画はストリーミング再生で進んでいくと記載してあったため、念のため今回はPCから受験しました
動画再生、回答入力共に、特にストレスなくスムーズに行うことができました
受験前に知りたかったこと
まず受験前に気になったことは、
- 出題される動画に、口の動きは付くのか
- 指文字を表現する速さはどれくらいか
ということでした
出題される動画に、口の動きは付くのか
口の動きは付いていました
もちろん選択肢には、口の動きが似ている選択肢も含まれているため、注意が必要です
指文字の速さはどれくらいか
YouTubeや Instagramで手話動画をあげられている方々よりも、ゆっくりで、十分読み取れるものでした
いきなり指文字が出てきた時は、少し焦って読み取れないのですが、2回再生されるため、落ち着いて読めば大丈夫でした
まとめ
勉強を始めた頃は、指文字が覚えられない!この手話がなぜこの表現なのかわからない!似た手話多すぎ!などと思うばかりで、なかなか検定の日までに習得できる気がしませんでした
ですが、実際に使われている場面を繰り返し見るうちに、少しずつわかるようになりました
5級はまだまだ初心者向けのためか、試験問題の手話自体もわかりやすく表現されていました
特に手話技能検定は、読み取りだけのため、YouTubeやInstagramなどの動画を見ることは、非常に効果的だと思います
この記事が、これから手話検定を受ける方、手話検定の受験を検討している方など、少しでも多くの人に役に立てば幸いです
コメント