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高級家電メーカーとして大人気のバルミューダですが、お洒落なデザイン性とシンプルで高性能な機能性をウリとしています。
好きな人はとことん好きなバルミューダの製品ですが、我が家もそのデザイン性に魅せられ多くのバルミューダ製品を使っています。
そんなバルミューダから2023年秋に新作としてホットプレートが発売されました。
見た目的にも印象的な分厚いプレートはバルミューダらしい拘りを感じさせます。
価格は約4万円とお高め、かつ日常使いしにくそうなデザインで、ネットでも購入を迷う声が聞こえてきます。
この記事では、実際にバルミューダザプレートを使って、良かった点気になる点をまとめました。
バルミューダザプレート概要
バルミューダザプレートの最大の特徴は、見た目にも印象的な分厚い鉄板です。
6.6mmの3層クラッドプレートは高い蓄熱性を実現しており、食材を置いても温度が低下しにくく、理想的な温度かつ均一な温度で焼き上げることができます。
バルミューダらしいシンプルで美しい見た目も相まって、自宅にいながら非日常の鉄板焼が楽しめます。
クラッドプレートはコーティングではないので、洗う際に金たわしが使えるし、鉄板で焼いているお肉を直接カットして、振る舞うことができます。
※オプションの蓋つきプレートはコーティングのためカットや金たわしの使用は不可です。
バルミューダ製品には、箱にこう言ったメッセージが記載されています。
性能だけでなく、体験を売るというバルミューダの精神がこういった細部にも現れています。
基本セットは、このプレートと専用のヘラのみになります。
フチが無いので、炒め物や煮物などをしたい方は別売りでフチ付きプレート&フタを購入しましょう。
ガーリックライスなどを作るにはこちらが便利です。クラッドプレートを外して代わりにフチ付きプレートをセットして使用します。
たこ焼きをやりたい人は、別売りでたこ焼きプレートもあります。
フルセットを購入すれば、これらのプレートが全て付属します。
実際に使って感じたメリットデメリット
メリット
ぴ人を招いての会食にぴったり
バルミューダの見た目&ライブ感は来客時の会食にぴったりです。
お肉を焼く演出も喜ばれますし、直接カット、サーブできるのが気分を上げてくれます。
バルミューダ家電の多くは機能よりも体験を売る価値が大きいですが、このザプレートプロも家でのパーティ使用がとても向いていると感じました。
我が家ではお肉のカット用にカービングフォークとナイフのセットを購入しました。
見た目で気分が上がることもさることながら、お肉がとても切れやすくストレスなく鉄板焼を楽しむことができています。
お肉が美味しい
いつも食べているステーキ肉をバルミューダザプレートで焼いてみました。
焼き目も綺麗でお店で食べる様な美味しさを感じました。
素材的にも焼く時に温度が下がりにくい点が大きいのかもしれません。
大きさも十分
大きさに関しては、日常使いをする上で懸念点ではありました。
まだ小さい子どもとは言え、4人家族で食事量も増えてきているので見逃せない点です。
購入前は、少し小さいかなぁと思っていましたが、意外と問題ありませんでした。
前述の通り、大きめのステーキ2枚は同時に焼けます。
半分でステーキを焼きながら、もう片方で野菜を焼いたりもできます。
お好み焼きも3枚くらいなら同時に焼けます。
前に使っていたタイガーのプレートでも同じ様な感じでしたので、十分と感じました。
洗いやすい
クラッドプレートはコーティングでは無いので、金たわしでゴシゴシ洗うこともできます。
頑固な油汚れもストレスなく洗うことができます。
こんな汚れも金たわしを使えるので、簡単に綺麗に洗うことができます。
デメリット
予熱にかなり時間がかかる
分厚い鉄板を使っているため仕方がないですが、温度設定をして焼き始められるまで13分程度かかります。(説明書にも明記されています)
わかっていても、13分は体感的にもかなり長いです。
下ごしらえの前に電源を入れて、鉄板を温めておくことをお勧めします。
食事中にちょっと追加で焼こうかと思っても、再加熱にかなりの時間がかかるので、これは覚悟してた以上に不便でした。
一方で一度温度を上げてからは冷めにくいので、お肉を焼く時に温度低下を防げて焼き目が綺麗にできます。
洗っても鉄板にベタベタが残る
ウインナーと、卵、パンを焼いた後、洗剤とスポンジで洗ったところ鉄板にベタベタが残りました。
口コミでも一部同じ状態になった書き込みを目にしました。
金たわしで何度も擦り、スポンジでも何度も洗いましたが落とせず。。
初回からプレートに傷がつくことは覚悟していましたが、これは想定外でした。
見た目的にもかなり気になるレベルでした。
→メラミンスポンジ(激落くん)で擦ったところかなりこの汚れは落とすことができました!
同じ状態の方は試してみてください!
また、我が家でステーキを焼いた際にはスポンジ➕部分的に金たわしのみで、上記のような現象は起こらず綺麗に洗うことができました。(2回試しましたが綺麗に洗えました。)
焼く食材によるものなのか不明ですが、卵などの食材が原因なのかもしれません。
フルセットを買うと収納に困る
ザプレートは場所を取るため収納場所に困ります。
広いキッチンがありそのまま見せる収納ができるご家庭は少ないでしょう。
専用ケースに入れれば一応立てて収納することができます。
ただ、この専用ケース タコヤキプレートや、フチツキプレートは収納することはできません。
一応(物理的には)縦に重ねることは可能です。
ただ、横にも縦にも大きくこの状態で置くのも困ります。
かなりの重量があるので、取り出す時を考えるとこの状態で下、もしくは高いところに収納することは難しそうです。
各プレートは固定されておらず、推奨されないと思います。
また、見せる収納をする場合、重ねてしまうとせっかくの美しさが損なわれます。
結局これらのオプションプレートは別に置く場所を確保する必要があります。
油はねは?
下記の様なステーキも焼いてみましたが、特に油はねは気になりませんでした。
油が多すぎたり、刺しの多いお肉だと跳ねるのかもしれません。
焼肉をする時には、以前使っていたホットプレートでも油はねはしていたので、普通のホットプレート並みと言って良いと思います。
煙は?
ステーキを焼いても特に煙は気になりませんでした。
我が家ではもともとステンレス製のフライパンを使っていますが、予熱をし過ぎると煙がでることがあります。
これは熱しすぎているサインです。
バルミューダザプレートでも煙が出る人は、食材に対する温度設定を誤っているのかもしれません。
日常使いに向いているか?
重さ、収納のしにくさなど気になる部分はあるものの日常使いは十分に可能だと感じました。
予熱にかなり時間がかかるので、毎日使う人は気になるかもしれませんが予熱中に下ごしらえをするなど工夫すれば問題ありません。
実際に使ってみて、思ったよりも普通のホットプレートとして使えるというのが感想です。
ただ、バルミューダの見た目や使っている時の楽しさに価値を見出せない人は、普通のホットプレートに優っている部分はあまりありません。
価格も高いこともあり、普通のホットプレートで良いと思います。
我が家の総評
バルミューダ製品を多く愛用している我が家としては大満足の製品でした。
キッチン家電でここまでお洒落な製品は唯一無二なので、インテリアに拘る人には非常におすすめできます。
まとめ
バルミューダザプレートは日頃の生活に満足感を与えてくれる素晴らしい製品でした。
特に人を招いての鉄板焼は大変盛り上がり、ザプレートのライブ感を存分に発揮できると感じました。
油はねや日常使いに関しては思ったより気にならない印象でした。
またフルセットを購入しましたが、グラッドプレートだけでもガーリックライスなどは作ることができたので、たこ焼きをやりたい、煮込み料理など色々な料理を作りたい人以外は要らないかなと思います。
しかしながら、見た目や体験を重視しない人には普通のホットプレートで十分であり、ザプレートは無駄に高価なホットプレートになってしまうでしょう。
また、予熱時間が非常に長いので常設して毎日使う人には少し辛いかなと思います。
購入をおすすめできる人 ・バルミューダが好きな人 ・インテリアに細部まで拘りたい人 ・ホームパーティーをよくする人
購入をおすすめできない人 ・毎日ホットプレートを使う人 ・収納スペースが取れない人 ・たこ焼き等色々なプレートを使う人
購入を迷っている方の参考になれば幸いです。
その他、数々のバルミューダ製品をレビューしていますのでそちらもご参加ください。
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