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2022年モデルの日立ドラム式洗濯乾燥機に実装された「らくメンテ」という機能があります。
我が家はこの機能に惹かれ、先代ビッグドラムが壊れて2022年モデルのBD-SV120HLを購入しました。
ビッグドラムBD-SV120の詳細なレビューはこちらの記事をご覧ください。
ドラム式洗濯乾燥機を使用する上での、ユーザーの小さな不満を解消する非常に画期的な機能となっております。
一方で、らくメンテを検索で調べてみると乾かない、欠陥、リコールなどネガティブなワードが並んでいます。
購入して約一年使ってみて、結論としてはこの「らくメンテ」は画期的なアイデアではあるもこの、まだ世に出せるレベルではなかったという結論です。
この記事では、我が家がこの結論に至った理由をお伝えしていきます。
らくメンテとは
ドラム式洗濯乾燥機で乾燥機機能を使用する際、必ず発生するのがフィルターに溜まった埃の除去です。
ドラム式洗濯乾燥機を使ったことのある方なら誰しも経験する面倒な作業を、無くしたのがこのらくメンテという機能です。
月一回糸くずフィルターを掃除するだけというのが、らくメンテの謳い文句です!
ユーザーの不満点を解決する素晴らしい着眼点かつ、画期的な機能がこのらくメンテです!
我が家も買い替えの決め手になったのがこの機能でした。
ドラム式洗濯機の乾燥に対する不満点を見事に抑えたアイデア
先代の「ビッグドラム」を使っていて非常に面倒だったのが、フィルターのお手入れでした。
他の機種も同様ですが、乾燥機を使用するたびに乾燥フィルター、ドアパッキン、糸くずフィルターの3ヶ所の埃を取り除く必要があります。
お洒落着以外は基本的に毎回洗濯+乾燥コースを利用するため、フィルターの手入れが非常に手間に感じていました。
2022年に発表された「ビッグドラム」から、このお手入れの負担が大きく軽減されたのは、選ぶ上で大きな理由となりました。
購入11ヶ月で3回の不具合、修理業者対応
購入後3ヶ月で一度目の不具合
ビッグドラムを使用して3ヶ月程度で、槽洗浄マークが頻繁に点灯するようになりました。
その後しばらくして、乾燥時間が長くなり、ついには乾燥運転後にも湿気が残るようになりました。
らくメンテでトラップできなかった埃によって詰まりができてしまうことが原因のようでした。
修理業者の方曰く、最近この手の修理が増えている。メーカーもまだ把握していない段階かもしれないが、槽洗浄を2-3日に一回行うことで防ぐことができるとのことでした。
その後、言われた通りに槽洗浄を行ってからは上記の症状は解決しました。
しかしながら、糸くずトラップの埃の除去は月一回で良いというウリになっていますが、その代わりに週2-3回槽洗浄という操作が必要になりました。。。
しかも槽洗浄を行うと埃が糸くずフィルターに溜まるので、これは取り除いた方が良いと思われます。(そのままにしていると一部が排水の方へ流れます)
半年後(購入から約9ヶ月)2度目の不具合
そこから約半年が経った頃から再び乾燥が使えなくなりました。
再度、修理を依頼し直してもらいました。
原因は前回と同様内臓フィルターの詰まりでした。
前回の故障から、頻回に層洗浄を実施し糸くずフィルターは毎回綺麗にしていました。
メーカー側も同様のトラブルが多いようで、今回の修理で一部のパーツ交換が行われました。
前回の修理から1ヶ月後、再び乾燥機能が使えなくなりました。
前回の修理から約一ヶ月、購入して1年経たずして3回の修理が発生しました。
F02のエラー表示が出て、調べると修理業者へ連絡が必要な表示でした。
今は5年間の無料保証なので、無料で修理してくれていますが保証が切れたらとてもこの頻度で有償修理はできません。
つまり、この洗濯機の寿命は5年が確定しています。
前回のビックドラムが約8年で壊れました。
次は長く使いたいの思っていたのですが。。。
対応まで一週間程度かかる
修理に来てくれる業者さんは感じもよく、そこには不満はなかったです。
ただ、同様の事象が頻発しているのか、実際に修理してもらうまで一週間はかかっていました。
我が家では子供の洗濯など毎日大量なので、ドラム式洗濯機にしたのですが、この間は乾燥機が使えません。
洗濯を干す時間も作らないといけないですし、何より干すスペースが少なく、全く洗濯が追いつかない地獄の一週間になります。
妻も家事、育児、仕事があり、私も帰宅してからも深夜まで仕事があるのでコインランドリーに行く暇もありません。
購入一年足らずでこの状況が、3回発生しました。
もはや所有していることがリスクと感じています。
業者さんに教えてもらった対処法
乾燥運転後に層洗い運転をする
まず、乾燥後は毎日10分ほどの層洗いを行うことを推奨されました。また定期的に3時間くらいのメンテナンス運転をするようにとのことでした。
そもそも、乾燥後にフィルター掃除約1分がめんどくさくてらくメンテを選んだ訳です。
1分のメンテナンスが不要になった代わりに、10分の追加運転が必要になりました。
層洗い後は、フィルターの糸ぐずを除去しないとまた詰まります。
それでもまた数ヶ月後にはエラーが出て修理業者を呼びました。
糸くずフィルターの目の掃除をする
2回目の修理時に、糸くずフィルターの目を歯ブラシなどで清掃するようにアドバイスされました。
月一程度3時間or11時間の層洗浄
層洗いより、重点的に洗浄するコースです。
ハイターまたは洗濯槽クリーナーを使っての大掛かりなメンテナンスです。
1分のフィルター掃除が不要になり
毎回10分の層洗い運転→糸くずフィルターの除去→糸くずフィルターの目の掃除が必要になりました。
加えて月一回程度の3時間コースのメンテナンスです。
ここまで行って、また一ヶ月後にエラー表示で乾燥できなくなりました。←今ここ
らくメンテはアイデアは素晴らしいがまだ世に出すタイミングではなかった
3回目の修理の際に現状の不満を伝え、返金を希望する旨をお伝えしました。
修理業者さんは嫌な顔ひとつせず、申し訳ないと対応をしてくれました。
新品交換の提案もありましたが、現況ではらくメンテの構造自体に問題があるため、新品にしてもらっても根本的な解決には繋がらないと考えていました。
そのため、あくまで返金を希望する旨をお伝えし、わかりましたとのことでした。
数十日経ち、正式に返金の回答はまだありませんが、この日立さんの対応には非常に好感が持てました。
らくメンテは素晴らしい機能ですが、まだまだ課題の多い機能だと思いました。
現時点、らくメンテを期待して新型ビックドラムを購入する選択はできませんが、この機能が成熟した際には是非ともまたビッグドラムを検討したいと思います。
ビッグドラムを手放して、パナソニックNA-LX125CRに買い替えました。
ビッグドラムと比較しながらレビューしています。
まとめ
らくメンテはユーザーの不満点を解決する素晴らしい機能です。
一方で2022年モデルにおいては克服すべき課題が多く、まだ実用レベルではないと感じました。
現在2023年モデルが発売されていますが、購入される方はこの不具合が改善されているか必ず確認して購入してください!
我が家も購入して3ヶ月は何の問題も無かったのである程度長期レビューが溜まるまで待つべきです。
今回の不具合も運転テストの段階では想定されなかった不具合だったと思われます。
日立のビッグドラムは近年の機能改善は素晴らしく、魅力的な機能が沢山実装されています。
日立のこの開発への姿勢は非常に好きですし、ドラム式洗濯乾燥機に感じてもこれに懲りずに実用に足る段階になれば是非ともまた検討したいと思います。
今後さらなる機能のブラッシュアップを期待しています!
当ブログについて
このブログでは、子育てしながらお洒落な部屋を諦めないことをコンセプトに記事を書いています。
暮らしをより豊かに、お洒落にする家電やインテリアも、子育て中の親の目線から多数レビューしていますので合わせて参考いただけましたら幸いです!
コメント
その後どちらのメーカー機種(型番)へ変更されましたか?
らくメンテが、こちゃるさんとほぼ同じ状況となり
近日、家電量販店と話し合うこととなっておりますが
らくメンテ以外は日立を気に入っていただけに
交換、買い換えるにしても
どちらのメーカーの何を選択すれば良いのか
わからなくなっています
参考までにお聞かせ願えないでしょうか?
ミズノ様
コメントありがとうございます。
同じ状況とのこと、大変ですよね。。
我が家もまだ日立からの承認待ちで返金までは至っていない状況です。
なので、まだ買い替えはしていないのですが、パナソニックのNA-LX125CLを検討しています。
もう不具合は嫌なので、安心のパイオニアメーカーにしようかと。。。
近日中にお話し合いになるとのことでしたので、無事に話が進むと良いですね!
あまりご参考にならないかもしれませんが返信致します。