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我が家では7年愛用した日立ビッグドラムが壊れた為、2022年4月に最新型のビッグドラムに買い替えました。
買い替えた決め手は、面倒だった乾燥フィルターのメンテナンスを不要にしたらくメンテでした。
ドラム式洗濯乾燥機を選ぶ際のポイント、ビッグドラムに決めた理由、実際のレビューは下記記事で紹介しています。
そこから僅か1年。度重なるらくメンテの不調により、パナソニック製品に切り替える決断をしました。
この記事では新たに購入したNA-LX125CRについて、2022年モデルの日立ビッグドラムBD-SV120 hlと比べながらレビューしていきます。
パナソニックLXシリーズの概要
値段が高いのに選ばれている
ドラム式洗濯乾燥機でも値段がダントツに高いパナソニック製品ですが、業界で初めて指定価格制度を取り入れたこともあり定価の高さもさることながら店頭値引きやポイント還元ができません。
そのため購入コストは他製品に比べ高くなります。
一方で店頭販売もネットも全て同じ価格になるのでお店間で価格比較をする必要がないので買うと決めたらどこで買うか悩む必要はありません。
それでも業界で30%以上のシェアをほこり、満足度もナンバーワンとなっています。
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それだけ良い製品だという証明でしょう。
実際に使ってみて、パナソニック製品の良さは全ての機能のバランスだと感じています。
下記にまとめていきますが、洗濯乾燥機能、メンテナンスの簡易性、ランニングコストの安さなど欲しい機能が高いレベルで網羅されています。
派手さはないものの、優等生な製品というイメージです。
グレード毎の違い
下記にグレード毎の違いをまとめています。
価格が安いモデルからグレードが上がる毎に下記の違いがあります。
必要な機能があるグレードを選ぶと良いでしょう。私は自動投入までが必要だったのでNA-LX125CRを選びました。
NA-LX113CL→NA-LX125CRトリプル自動投入追加→NA-LX127CL温水洗浄、スマホで洗濯追加→NA-LX129CLナノイーX追加。
洗浄力
各社様々な理由付けにより洗浄力の高さを謳っています。
ビッグドラムもパナソニックも洗浄力で不満を感じたことはありません。
厳密に比較したら違うのかもしれませんが、筆者の体感的にはビッグドラムもパナソニックも違いは分かりませんでした。
とりわけ洗浄力にこだわる方を除き、そこまで意識しなくても良い項目かもしれません。
・スゴ落ち泡洗浄
高浸透バブルシャワーで泡の力で洗浄力の高さを謳っています。
・温水洗浄
コース別に60℃/40℃/30℃の温水を使って、洗浄力を高ます。
※通常12kgまでの洗濯容量ですが、温水洗浄では2kgまでとなります。なかなかに使用シーンは限られると判断し我が家では必要ないと思いました。
自動投入機能
LXシリーズのウリの一つにトリプル自動投入機能があります。
ビッグドラムでは洗剤と柔軟剤の2種類の自動投入でした。
ぱっと見ビッグドラムの方が洗剤容量が大きそうですが、実はパナソニックの方が多く入ります。
また、各洗剤は容量が異なっており使用頻度にあった容量になっています。
パナソニックでは選べるタンクという3つめのタンクを装備し、第三の投入が可能になりました。お洒落着用の洗剤を入れたり、酸素系漂白剤を自動投入することができます。
ビッグドラムではお洒落着洗剤だけは手動で入れていたので、この機能により完全に投入不要になりました。
もちろん手動投入も可能です。
ビッグドラムと同様に各自動投入に対して多め/標準/少なめ の設定が可能です。
自動投入機能は洗剤の種類に合わせて30mlあたり何gの洗剤・柔軟剤を自動投入するのか設定が可能なので、投入する製品の規定に合わせて設定可能です。
洗剤の入れすぎを防ぐことができ、ランニングコスト低減に繋がります。
ちなみに、我が家ではふるさと納税で液体洗剤のナノックスをもらっています。
だいたい半年くらいもつので年2回ふるさと納税することで、洗剤は買う必要なく回せています。
自動投入機能を使うと洗剤の消費も適正に抑えられるので、こういった大量買いしても結果消費量が増えてしまって割高になってしまうとい事態も避けられます。
買い物マラソン実施期間の5か10のつく日に楽天ふるさと納税で手に入れるのが、楽天ポイントも得られておすすめです。
時短だけでなく、家計の節約にもつながります。
下記、「さとふる」では市原市が見つけられませんでしたが、「ふるなび」にはナノックスの返礼品がありましたのでリンクを貼っておきます。
ふるなびでふるさと納税する乾燥力
ビッグドラムを洗濯した一番の理由は乾燥機能でした。
ビッグドラムはヒーター式で、風アイロンによる送風も相まって厚手の服までカラッと乾いていました。
パナソニックでは多少乾燥機能は劣ります。
厚手のスウェットのポケットの内側は多少湿っていました。
ただ、下記の量で他は概ね問題ないレベルまで乾燥できていました。
ポケットに関しては引き出して洗濯乾燥すればしっかり乾くので対策すれば問題ないレベルでした。
またはやふわ乾燥との謳い文句通りパナソニックでは洗濯物はふわっと仕上がっているのは感じます。
また感覚的な違いですが、パナソニックの方がシャツへの皺の入りが少なく、アイロン掛けが少し楽な感覚があります。
少し乾燥条件は異なりますが、ビッグドラムとパナソニックでシャツを乾燥後についた皺を比較しています。
乾燥時間
カタログスペック的には、日立は98分、パナソニックは 192分となっています。
しかしながら日立は実際に乾燥運転をするとどんどん予想時間が延びていき、最初に表示された時間ではまず終わりませんでした。
だいたい4-5時間は運転していた印象です。
一方でパナソニックでは、最初に表示された時間からほぼ延びないので大体2時間半くらいで運転が終わります。
ヒートポンプ方式による消費電力の安さに加え、運転時間の短さもランニングコストの低減につながることが期待されます。
乾燥方式の違い
乾燥の際の方法として、ヒートポンプ式とヒーター式があります。ヒートポンプ式の方が乾燥一回あたりの電気代が安いです。
パナソニックNA-LX125CRはヒートポンプ方式、ビッグドラムBD SV120hlはヒーター式を採用しています。※日立も2023年モデルから乾燥方式をヒートポンプ式に変更されました。現行モデルではこの違いは当てはまらない可能性があります。
ヒーター式
ヒーターを使って乾かす方式。
ドライヤーを当てているようなイメージ。高温状態で乾かすので衣類がしっかり乾くが、電気代が高くなりやすく、衣類へのダメージもヒーター式の方が大きい。また乾燥時に冷却水を使うため水道代も余分にかかる。
ヒートポンプ式
ヒートポンプを用いて、湿気を含んだ空気を除湿することで乾いた温風で乾かす方式。
ヒーターを使わないため電気代を抑えられ、冷却水も使わないため水道代も安くなる。層内が高温になりにくく、衣類へのダメージが抑えられる。
乾燥フィルターのメンテナンス
日立は乾燥フィルターレスの「らくメンテ」を採用しており、月一回程度糸くずフィルターを掃除するのみとなっています。
我が家では、このらくメンテの不具合が原因で購入から1年経たず手放す決断をしました。※2022年モデル
購入前に最新機種のレビューはしっかり調べた方が良いです。
パナソニックに関してはそのような機能はないのですが、乾燥フィルターの掃除自体が非常にしやすい構造になっています。
らくメンテ搭載前のビッグドラムと比べてかなり乾燥フィルターのメンテナンスは楽です。
パナソニックの乾燥フィルターの形は乾燥のたびにメンテナンスが必要ですが、平面構造でステンレス性のため、ティッシュ一枚でするっと埃が取れます。
時間にして30秒あればフィルターを外すところから設置まで十分だと思います。
また、糸くずフィルターは週一回程度のメンテナンスが推奨されています。
ジャバラのくし形で糸くずが取りやすいとうたわれています。正直それでもこちらは面倒ですが、週1回の頻度ならそこまで苦ではないです。
実際一回の洗濯ではほとんど糸くずフィルターには溜まりません。
週1回程度5分程度の層洗浄を行うことが推奨されています。
ゴムパッキンへの埃のつき方
日立の時は、乾燥後ゴムパッキンの埃を除去する必要がありました。
パナソニックでも多少は埃はつくものの、日立と比べ格段に少ないです。
今はいちいち埃を取らずに洗濯物を取り出していますが、埃が服についたりは気になりません。
洗濯時にこの埃は洗い流されるので事実上メンテナンス不要になりました。
その他のメンテナンス
乾燥経路
ドラム式洗濯乾燥機を使っていると、フィルターの奥にも少しずつ埃が溜まっていきます。
らくメンテ実装前のビッグドラムではたまに乾燥経路に手を突っ込むと、カチカチになった埃の塊が山のように取れることがよくありました。
こういった埃を放置すると乾燥機能が落ちたり、乾燥時間が長くなったり、故障の原因になります。
通常乾燥経路は長く、自分で掃除するのは困難です。
パナソニック製品は、この乾燥経路が短いため自分で掃除することができます。
別売りですが、掃除用の純正おそうじブラシが販売されています。
こんな感じで掃除できます。
サイズ感
サイズ感は可もなく不可もなく一般的なドラム式のサイズで、ビッグドラムが使えていれば全く問題ありません。
扉の開く角度が盲点だった
ここは盲点だったのですが、我が家ではドア左開きでビッグドラムを使っていたので何も考えずパナソニックも左開きを選択しました。
ビッグドラムは扉が90°以上開くので、スペース的に全く気にならなかったのですが、パナソニックは90°程度の開きになるため洗濯物が若干入れ辛いことが判明しました。
幸い右側は壁ではなく、扉なのでなんとかなるのですがこれは盲点でした。
我が家がLXシリーズに決めた理由
今回パナソニックNA-LX125CRに決めた理由について、一番の理由はドラム式洗濯乾燥機のパイオニアメーカーとしての安心感でした。
前回のビッグドラムの不具合から故障が少なく安心して使えることを最も重視しました。
使用満足度が最も高い点、出荷台数が最も多いにも関わらず不具合報告は少ない点が決め手になりました。
上記に加え、我が家では乾燥力を最も重視しているため乾燥力に定評がある点、乾燥フィルターのメンテナスがしやすい構造が魅力と感じました。
不具合についてはまだ使用間もないため判断できませんが、乾燥力、メンテナンスのし易さには大変満足しています。
まとめ
この記事では、2023年モデルのパナソニックNA-LX125CRついて、2022年モデルのビッグドラムと比較して、実際の使用感をレビューしました。
ドラム式式洗濯機は確実に日々の時短に貢献してくれており、高い金額を払ってでも購入すべき家電だと思います。
今回ビッグドラムの不具合により2週間ほど乾燥機無しの生活となり、改めて有り難みを感じました。
ビッグドラムは残念ながら一年で買い替えとなってしまいましたが日立の製品を進化させようとする姿勢は素晴らしいと思います。
またパナソニックはパイオニアメーカーの安心感・バランスの取れた性能で、高価でありながら満足できる仕上がりとなっています。
一年で2機種のドラム式洗濯機を実生活で使用したこの経験がドラム式洗濯乾燥機を検討する方々の参考になれば幸いです。
購入時には保証期間は確認すべき
ビッグドラムは家電量販店のオンラインサイトで購入し5年保証がついていましたので、修理代金などは一切発生しませんでした。
また、メーカーの一年保証期間内だったためかもしれませんが返金保証を受けることができました。
ドラム式洗濯は高価な上に精密機器であるため、購入時の補償の内容はよく確認すべきです。
良くも悪くもパナソニック製品はどこで買っても価格は同じであることから、実店舗か家電量販店のオンラインサイトがおすすめです。
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